2/18 トップチームトレーニング

練習レポート

2月18日(水)午後、ヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。
写真は練習前に円陣を組む選手、スタッフたち。
2月15日(日)に18日間の鹿児島キャンプを終えたチームは、 2日間のオフを挟み、この日より調整を再開。
3月のシーズン開幕へ向け、再びこのグランドで練習を積み重ねていく。

この日の練習では冒頭に中距離走を行い、その後、ボールを使ったトレーニングを行った。
写真はパスゲームで人一倍大きな声を出し、味方に指示を出す岡田 隆。

全体練習後は、ピッチを黙々と走り込んでいた。
今季、新たにチームキャプテンに就任。
この日の午前に行われた必勝祈願では、選手を代表して玉串を奉納した。
■岡田 隆コメント
――必勝祈願について
チームとして必勝を祈願していただき、身が引き締まる思いです。改めて『やらなければいけない』という気持ちになります。秋葉神社のみなさんを含め、チームを支えてくださるみなさんのためにできることは結果を出すことだと思っています。
――鹿児島キャンプを振り返って
キャンプではいいイメージで段階を踏むことができていると感じています。チームとして守備面では(プレッシャーに)行くところ、行かないところの部分をしっかり共有できています。個人的には徐々に体を作りつつ、プレーの精度を高めることを意識していました。ポジション争いという意味でも、まだまだ上げていかなければいけません。
――チームキャプテンとして意識することは?
キャプテンという立場になり、いつも以上にチームの雰囲気を気にしますし、ポジティブなムード、“メリハリ”のあるムードになればと思っています。だれよりも姿勢で見せなければいけない立場だと思っていますし、そのあたりをさらに意識しています。
――3月の開幕戦へ向けて
矛盾するかもしれませんが、開幕戦が全てではないと考えていますし、重要なポイントになるとも考えています。42試合トータルで結果を出すということを意識しながら、攻撃面でも守備面でも自信を持って開幕戦を迎えることができればと思っています。

練習中、選手たちに声をかける名波 浩監督。

キャンプ同様、選手たちと細かいコミュニケーションを取りながら練習を進めていた。
■名波 浩監督コメント
――鹿児島キャンプを終えて
スタートから大きなケガ人がいなくて、最終的には選手全員がゲームのためにスタンバイできている状態でした。そのことは選手を褒めたいですし、あれだけハードにやってきてよく乗りきったというより、よく積み上げてきたと思います。清水戦、浦和戦、熊本戦という3試合の中で90分走れる体力という意味では、非常に成果が出ていると思います。全体的に90分間戦える体力を十分に養うことができたと思います。
――3月の開幕へ向け、さらに詰めていきたい部分は?
攻撃に入る時の形と言えば、奪った後のファーストプレーがうちのチームは全てだと思いますし、そこをラフにやらず、丁寧に相手を引きつけながら、相手の穴を突くような、そういう形を今後もやっていきたいです。また、フィニッシュの精度の面では得点を取れていないゲームもあるので、さらに精度を上げ、得点という実数を増やしたいと思います。あとは守備の連動とか、リアクションになった時、相手がイレギュラーな攻撃をしてきた時の対応力はもう少し見ていきたいです。
(開幕まで)長いようで短いのか、短いようで長いのかはわかりませんが、自分たちがやろうとしていることを1つずつ潰していき、“パーフェクト”にはならないとは思いますが、それに近づけるようにやっていければと思います。