11/28 トップチームトレーニング

練習レポート

11月28日(金)14時より、ヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 この日の練習場は非常に不安定な天候に・・・。 練習前から曇り空。 練習開始直後には叩きつけるような強い雨が・・・。

しかし、空はすぐに明るくなり、天気雨が発生! チームは明後日11月30日(日)にプレーオフ準決勝・モンテディオ山形戦に臨むが、 これは勝利を知らせる“吉兆”か!?

そして、厚い雲のすき間から太陽が顔を出し、クラブハウスを強く照らした。 雨のち晴れ。 天気の移り変わりを、サックスブルーの今シーズンに重ね合わせてしまう。 1年でのJ1復帰という目標を掲げ、スタートした今季。 前半戦ではコンスタントに勝利を積み重ねたが、後半戦では思うように勝ちきれなかった。 悔しさの方が大きいリーグ戦となったが、まだ“チャンス”は残されている。 プレーオフへ向け、「『終わりよければ全てよし』という言葉もある。いい結果を出したい」と話していたのは松井大輔。 シーズンのラストを“晴れ”とすべく、引き続き準備を進めていく。

この日はピッチを広く使ったシュート練習と・・・

クロスからのシュート練習などのメニューで調整を進めた。

この日のトレーニングにはインドネシア人の練習生3選手(※リュウジ・ウトモ選手、ギャビン・クワン選手、シャムシル・アラム選手)が参加。 来月1日(月)までトップチームやジュビロ磐田U-18の練習に参加する予定となっている。 表記順に19歳、18歳、22歳といずれも若い年代の選手たちだ。 インドネシアは常夏の国。 日本の冬に慣れることも一苦労だが、積極的に練習に取り組んでいた。 若いながらも、異国の地で懸命にプレーする3選手にポジティブなパワーをもらいたい!

居残りシュート練習の様子。 この日も名波 浩監督が自らパスを出した。

クールダウンでピッチを走り込む選手たち。 この日は本格的な対人トレーニングは行わず、比較的軽めの調整となった。

アップ時の一枚。 小林祐希のポジティブな表情が印象的だった。 最終節・コンサドーレ札幌戦(11月23日)のミックスゾーンでは勝てない悔しさをにじませながらも、こう言葉を絞り出した。 「神様はいつも“試練”を与えるけど、それを乗り越えていきたい。また成長できるチャンスだと思っている」。 このプレーオフは一発勝負。 負けた時点で今シーズンを終えることになる。 このシチュエーションを“ピンチ”と捉えるか、さらなる飛躍の“チャンス”と捉えるか――。 プレーオフ準決勝・モンテディオ山形戦まであと2日。