雨の降り続いた昨日から一転、強い日差しを浴びながらトレーニングを行った。 午後からは若手主体のメンバーでトレーニング。公式戦出場のチャンスはどの選手にもある。連戦となれば、なおさらだろう。森下仁志コーチの指導の下、心身ともに鍛えていく。参加した全員が同じメニューをこなす。レベルアップできるかどうかは、取り組む姿勢で決まってくる。

2チームに分かれてゲーム形式のトレーニングを行った。攻守の切り替わる瞬間がポイントの一つ。敵と味方がしのぎを削る。セカンドボールにいち早く反応したのは山本康裕。瞬時に状況を把握して味方にパス。その後一気にゴール前まで駆け上がっていく。優れた攻撃センスは彼の持ち味。

鋭いドリブル突破を連発していたのは松浦拓弥。パスを受けると同時にスイッチが入る。巧みなステップワークで相手に的を絞らせず、トップスピードで一気に抜き切る。攻撃のアクセントとなる貴重なアタッカーは、今季成長を期待されている選手の一人。横浜F・マリノス戦へ向けて、自分のストロングポイントをアピールし続けていた。