11/11 トップチームトレーニング

練習レポート

11月11日(火)、9時30分よりヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 写真は練習前の円陣で選手たちに声をかける名波 浩監督。 「ぶれず、やることは一緒。2連勝してプレーオフを迎える」(同監督)。 今季リーグ戦は残り2試合となったが、貪欲に勝利を追い求めるスタンスは変わらない!

先の円陣では、この日の練習日程を変更し、午前練習のみの調整となることが選手たちに伝えられた。 「メンタル面も考慮して」と指揮官。 思わぬ“サプライズ”に、フィジカルトレーニングを行う選手たちの表情も明るい!?

名波監督も選手たちと一緒にフィジカルトレーニングを行い、雨の中、汗を流した。 時折、声を出し、自ら雰囲気を盛り上げていた。

フィジカルトレーニングを行う選手たち。 この日は午前のみの練習となったが、その分、内容はいつも以上にハード・・・。 それでも雰囲気はポジティブ。 雨の中、心身をみっちりと追い込んでいった。

フィジカルトレーニングの後はパスゲームを行った。

前節のアウェイ・ザスパクサツ群馬戦(11月9日)で先制ゴールを決めた小林祐希。 ゴール前で巧みにマークを外し、左足で確実にゴールネットを揺らした。 ここ数試合、CKからのチャンスメイクでもチームに貢献している。 今節のホーム・モンテディオ山形戦(11月15日)ではどんなパフォーマンスを見せるか!?

その小林祐希のゴールは、松浦拓弥の正確なクロスによってもたらされた。 2列目の位置で攻撃のつなぎ役となるのはこの男。 今節のホームゲームでも決定的な仕事を期待したい!

今節・モンテディオ山形戦は藤田義明を累積警告による出場停止で欠く。 それだけにボランチの組み合わせがポイントの一つ。 フェルジナンド、田中裕人、岡田 隆ら複数の先発候補がいるが、スタメンの座を勝ち取るのはだれだ!?

この日は雨ということもあり、気温は低く、肌寒い一日となった。 ネックウォーマーを使う選手も。

全体練習を終えたのは11時30分すぎ。 クールダウンに入ると、最後の最後まで選手たちを熱く指導していた指揮官が、ようやくジャケットを羽織った。

「勝たせられなかったのはおれの責任」。

先のザスパクサツ群馬戦では惜しくも勝利を逃し、選手たちにそう伝えた。 シーズン後半戦という難しいタイミングで監督に就任したが、言い訳は一切しない。 全てはJ1昇格のために――。 情熱的な指揮官と共に、サックスブルーは最後まで戦い続ける!